中国鉄路の客車形式
中国鉄路18型客車

国際連絡輸送専用の客車として1960年代に設計されました。このため国際連絡輸送A型規格を採用しています。現在活躍している車両は1990年代に製造されたタイプのものです。
中国鉄路22型客車

中国鉄路の第二代の主力客車として1956年に設計開始され1959年に生産開始、製造終了の1994年までに約26,000両が製造されました。
中国鉄路24型客車

1980、1988~1989年の2回に分けて東ドイツで製造された客車です。372両が輸入されました。
中国鉄路25型客車

1980年代に登場した25型系列で最古のグループとなる客車です。
中国鉄路25A型客車

1989年から1990年にかけて168両が製造された客車。電源車から編成内の設備電源を供給する集中電源方式を採用しています。また、168客車とも呼ばれています。
中国鉄路25G型客車[改進型]

25A型の改良した量産型客車。全国の快速や普快などで活躍しています。
中国鉄路25B型客車[標準型]

25A型の改良版で22型の後継となる非空調タイプの客車。全国の普快や普客などで活躍しています。
中国鉄路25Z型客車[準高速型]

1993~1994、1996年に製造された中短距離城際特快用の160km/h対応客車。広州鉄路公司、上海局、北京局に配置されています。
中国鉄路25K型客車[快速型]

25Z型を基本に1997年から製造された特快用の160km/h対応客車です。
中国鉄路25T型客車[提速型]

第5次ダイヤ改正で登場した直達特快用に設計、25K型の後継として2002年から製造された160km/h対応客車。機関車から給電する方式になったため電源車の必要がなくなりました。
中国鉄路25T型客車(BSP)

25Tシリーズの内、BSP(現・青島四方龐巴迪鐵路運輸設備有限公司/Bombardier Sifang(Qingdao)Transportation Ltd.)で製造された客車です。
中国鉄路25T型客車(青蔵高原仕様)

標高5,000mを越える高地を走る青蔵線用に酸素供給装置などを設置した青蔵高原タイプの客車です。
―