香港トラムのミレニアム車
2015年9月4日
今回は希少車なのにあまりスポットが当たらない香港トラムのミレニアム車を取り上げてみたいと思います。
2000年に製造された4両(168~171)でミレニアム車と名付けられました。前面窓が曲面一枚窓で乗降扉のゲート化などが行われています。171号車は冷房試験車として登場したため営業運転には就きませんでした。
現在は168号車がリニューアル改造され、第六世代同様の前面形状に戻されています。171号車は除籍され、新たにリニューアルタイプの車両として登場した車両に171号車が付番されています。
170号車、2007.11.24上環(西港城)総站にて。
バンパーも車体色の深緑で塗られていた時代。
170号車、2008.04.12銀行街にて。
170号車、2008.04.12銀行街にて。
168号車と169号車が続行、2008.04.12銀行街にて。
168号車、2008.07.03杜老誌道にて。
169号車、2009.06.15汕頭街にて。
168号車、2010.05.26機利文街にて。
169号車と68号車、2010.05.26上環(西港城)総站にて。
このFestive Hong Kong2010ラッピングの68号車はかなり好みだったので結構真面目に追いかけました。
運転士訓練中の170号車、2012.07.17港澳碼頭にて。
トラム職員募集のラッピング車となった169号車、2013.04.09銀行街にて。
くわしい説明、ありがとうございます!
でも、やっぱり昔ながらのシカゴ窓の方がデザインもステキです。
新171号はどんなデザインなんだろう?
新171号車はシカゴ窓の行き先がLEDになった奴ですね。
ただ最近の情報ではずっと車庫内に居るようです。
わんわん様と同じくくわしい説明多謝でございます。
前面デザインはいいけど、風が入らないと暑くて無理ですよね。
そのせいで車体はそのままでメカ刷新に移行したのでしょうか?
経営がフランス資本になっていくとかで、いろいろ変わるんでしょうね。
やはり通気の問題が一番だったようですね。
リニューアル車の前面窓は上半分が固定になりましたが下半分がシカゴ窓になりました。
今後は冷房車の導入が検討されているようですが…
ツーリストとしては、開け放った全面窓から風受けて走るのは好きですが…
撮影もし易いですし。
でも雨が降ると最悪だし、日常利用者には冷房は必要ですね。運賃が上がりそう。