香港トラムのVVVF車とサボ
2015年9月5日
試運転中の172号車、2010.05.26銅鑼灣にて。
2009年に香港トラム初のVVVF車として登場した172号車。外観は第6世代同様だが行先表示器にLEDのタイプを採用。運転台前面窓は固定で中央部が横軸回転窓になっています。
ラストナンバーの175号車、2015.08.31維多利亞公園にて。
172号車以降に新造もしくは改造された車両は側面窓がミレニアム車のようなデザインに変更されています。運転台前面窓は上部固定で下部は下降窓に変更されています。
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そして今回はスペースがあるのであまり知られていないサボについて。
香港トラムの行先表示は方向幕によって行われていますが一部の電車でサボを使用することがあります。
上環街市から東行きの電車は一周回って、西からの電車はスルーして1ブロック東側で合流します。
写真の場所が合流地点ですが通常左側の上環街市へ戻る線は使用していません。ただし平日朝夕のみに運転される堅尼地城~上環街市の電車がこの線を使用して折り返します。
この電車は行先方向幕が堅尼地城を表示し乗降側の窓下に上環街市のサボを表示しています。
上環街市のサボ。
ただサボが付いてない電車もありましたね…
また前回訪問時の
「雨傘革命による香港トラムの運行影響」
に通常では見られない映像がいくつかありますのでこちらも併せて御覧下さい。・
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なあるほどー!
そんなサボがあるんですねー!
リンク「雨傘革命」も拝読しましたー
こうした運行方法の説明には動画っていいですね!
しかし、折り返し運転のとき運転台はどうすんの?
トラムは動画も面白いと思います。
ただ時間掛けてじっくり回る時でないと流石に動画までは…
ちなみに後ろにも運転台ありますよ。
ええっ!?そういえば、、、
じゃあ、なんでいちいちループで方転するんだ?!
あーわからんー
後方の運転台はあくまでも非常時用ですよね。
架線の問題や電車も逆走することは考えられていないようですし(2階座席は前向き固定なので)…
動画拝見しました。物干し竿みたいなのでポール回しやるのはブラックプールと同じですね。
やはりイギリスだぁ。
あの物干し竿は2本を接続する方式で普段は台車側面にある金具に差し込まれて常備されてます。
面白いですよね。